スタッフインタビュー

管理職
ホスピタルホームあいあい日佐
統括センター長
中川 浩

横田さん
介護の仕事を始めたきっかけ

若い頃は海外、特に発展途上国で現地の人々と共に働きたいと考えていました。

ところが30歳の時、海外ボランティア活動中に結核に罹患し緊急帰国。2年の任期を全うできず、健康的にも体力的にも海外を飛び回るのは難しいと悟りました。そんな失意に沈んでいた私に一つの選択肢が現れました。療養生活を通して、「自分もリハビリテーションの仕事をしてみたい」と奮起できたのです。

31歳で作業療法士になるべく専門学校に入りなおし、34歳で脳神経外科の病院に就職しました。40歳の時に脳神経外科の診療所に転職し、介護保険分野のリハビリテーションに従事することになりました。

入社のきっかけ
横田さん

福岡市への転居に伴う転職が入社のきっかけです。それまで15年間、作業療法士として働いてきましたが、それと同時に人事課長・法人本部長補佐・事務長などを歴任し、マネジメント業務の経験を積ませてもらいました。現場セラピストとマネジメント職のいわば二刀流でしたが、福岡転居時の就職活動は主に作業療法士として仕事を探しました。

転職活動はかなり難航しました。15社目であいあいの作業療法士に応募しましたが、すでに内定者ありということで面接にも至りませんでしたが、往生際悪く、その場であいあいの求人ページをもう一度見返したのがご縁。統括センター長の求人が目に止まり、再度連絡、トントン拍子で統括センター長として採用していただくことになりました。

仕事のやりがい

大きく分けると二点です。人的マネジメントの観点から言うと、多職種50名超のスタッフを束ねる立場です。『それぞれの特徴や専門性を尊重しながら、協力し合う』そのような職場作りの醍醐味が仕事のやりがいとなっています。

もう一点は、ご入居者さまの喜びに接する瞬間です。ご利用者さまの「社会参加」など、やりたいことの実現に組織として力添えしていきたいと日頃から考えています。それが実現され、ご利用者さまの喜びを間近で体感できたときに、この仕事のやりがいが何倍にも膨れ上がります。

1日の仕事内容

マネジメント業務8割、定型ルーティン業務2割が、仕事の内訳です。ミーティングや面談などとデスクワークの比率は半々といった感じです。

また、スタッフへの声かけをとても大切にしています。「今日もよろしく」「お疲れさま」などの挨拶に加え、可能な限りユーモアを付け加えるようにしています。「いつでもどこでもユーモアを」という考えで職場におりますが、もしかするとスタッフにそれを押し付けているかも知れません。その証拠に最近は軽く流されることが増えて来ました(笑)

バタつくことやうっかりミスも相当ありますが、周りのスタッフに支えられているからこそ、このポジションにいられるのだと思います。

大変だなと思うこと

ご入居者さまの状態は日々変化する可能性があります。ご要望も然り。現場のサービス提供体制をその変化に対応させていく苦労があります。そのため、人の採用・定着・育成がいつも課題になります。

また常に満室を維持するためには、タイムリーな入居を実現する必要があります。ここにも採用・定着・育成の問題が横たわっています。ホスピタルホーム運営の最大の課題だと感じています。

入社前後にギャップを感じたことは?
横田さん

最初はあいあいのスピード感に戸惑いました。「今すぐ」「今日から」「今ここで」と度々指導を受けました。「即断即決即行動」のスピード感に慣れるまで相当時間がかりました。

これまで体験できなかった水準で業務に携わることができて、入社以来3年で随分成長できたと感じています。

職場の雰囲気

「みなさん親切丁寧に教えてくれる」という言葉を新人スタッフからよく聞きます。雰囲気の良さを物語るエピソードの1つだと受け止めています。スタッフ間の協力や職種間の連携も自慢できます。手の空いているスタッフが先回りして手伝ってくれる姿や、他職種のスタッフがアドバイスする様子を目の当たりにすると大変嬉しくなります。

ダジャレで周囲を凍らせる統括センター長が職場環境上の残された問題です。

入社を検討されているみなさんへ

オンオフの切り替えが上手な方や、想像力豊かな人がこの仕事に向いていると思います。そして当社のミッション「良質かつ適切なサービスを通じて人々のQOL向上に貢献する」に共感できる人は、ぜひ一度ご連絡下さい。

決して甘い職場ではありませんが、その分あいあい日佐ならではの「宝物」があちらこちらに転がっています。ご利用者さまの「やってみたい」を「できた」に変えるサポートに加わりませんか?「ここに来て良かった」とご利用者さまに実感していただく輪の中にあなたも入りませんか?